中小企業のための人事評価制度

中小企業は評価制度を「組織化」
のために活用すべし

 

「組織化」が必要な理由

「組織化」を成し得た企業とそうでない企業の差はどこに現れるかというと、社長の活動内容に現れます。
いつまでも現場の仕切りに奔走し続ける社長と、現場は社員に任せて、未来のための経営をする時間とエネルギーを充分確保できる社長、どちらの社長にみなさんはなりたいでしょうか。
経営の環境変化は、国内事情だけではなく、かつてないほど国際事情の影響を受けるようになり、その激しさを増しています。そのような中で会社のかじ取りをする社長は、今まで以上に経営に特化して、会社を維持・発展させる必要に迫られているのです。
「うちの会社は小さな会社だから、みんなでワイワイやれてればいいんですよ」と悠長なことを言っていられなくなっているのです。変化のない会社はいずれ淘汰される時代なのです。
「組織化」それは中小企業の最大経営課題です。

 

「組織化」のためになぜ評価制度なのか?

組織化を図るということは、ただ単純に組織図を作ればいいというものではありません。組織化された組織というのは、社長の思いが充分に社員に浸透している組織です。社長が大切にする経営理念を達成するために、社員個々が適切な動きを自らの考えでできる組織なのです。

そのためには、社長の思いが社員にしっかり伝わっていなければならないのです。

社長の思いは、会社の理念、ビジョン、ミッションという価値観に加え、もうひとつ事情に大事な要素があります。それは、人材像です。「社員にこんな仕事の仕方をしてほしい」という社長の願いです。しかし、残念なことにほとんどの会社でその人材像は具体的に示されていません。具体的に示されていなければ、社員が理解することも難しいのです。実は、その人材像を具体的に示すことができれば、それは同時に社員の仕事の仕方の価値を測るバロメーターにもなるのです

「社長の思う人材像をもとに社員の価値を測る」これはまさしく本来あるべき評価制度なのです。

そして、何より人材像をもとにした評価制度を採り入れることは、管理者が評価を通じて部下育成をしやすくなるため、結果として管理者(現場リーダー)を育成することにつながるのです。
組織化にとってしっかりとした現場リーダーを育成することは非常に重要なポイントです。

 

仕事の仕方を具体的に示さなければ、

人材像を共有することができない

人材像を具体的に示す、というのはどの程度具体的であればいいのでしょうか。それは、現場で日々使われる言葉、もしくは現場で日々起こっている場面、に落とし込んで表現するというレベルです。

なぜならば、多くの評価制度にみられるような抽象的表現(例えば「判断力」というような表現)では、評価者が極めてつけづらいからです。さらにその「判断力」を

5極めて優れている、4優れている、3普通、2やや劣る、1かなり劣る、

というような5段階で評価するように指示されますから、よほど評価者が評価能力に長け、基準を明確に持っていない限りかなりあいまいなものにならざるを得ません。極めて評価者にその判断を依存することになります。

これでは、社長の思い描く人材像ではなくなってしまいます。

誰もが(社長も評価者も被評価者も)「あ~!あのことだな」と分かるものでなければなりません。例えば、「判断力」は、「定められたルールに従っている」「イレギュラーがおこったら、すぐに上司に報告、相談する」「論理的に物事を考えることができる」などの言葉にするということです。

 

組織化のための評価制度が手軽に手に入る

アカラ・クリエイトは、究和エンタープライズコンコード㈱とのコラボレーションにより「組織化のための評価制度」を構築しました。その名は「明快」です。

中小企業がゼロベースから自社オリジナルの評価制度を構築することは、金銭的にも労力的にも厳しいものがありますが、私たちは10年間で100社の評価制度構築のお手伝いをしながら、業種、業態に関わらず「求められる仕事の仕方」を集約してきましたので、そこからの知見を使うことで、みなさんは組織化の評価制度をゼロベースからつくり上げる必要がなくなったのです。

さらに、システムにすることで管理・運営が非常に楽になっています。

 

人事評価制度「明快」概要

「明快」は、求める人材像として次のような区分から構成しています。

□  業績:目標達成

□  能力:知識・技能/行動力/思考力/情報伝達力/対人能力

※管理職に対して リーダーシップ、指導育成、生産性の向上をプラス

□  情意:勤務態度/責任感/マナーと言葉づかい/協調性/向上性

 

以上の項目をさらに具体的に示しています。

 

例)

□ 能力 → 行動力 を

・自発

・正確で堅実な実行

・仕事の質の高さ

・仕事の効率性の高さ

という4要素に具体化し、

さらに

 

例)

能力 → 行動力 → 行動力4要素のうち 「正確で堅実な実行」

を例にとるとそれをさらに、

・期限を事前に確認してから仕事に着手している

・定められた手順があれば、確実にそれを守って作業している

・ミスのないようきちんと確認してから仕事をすすめている

・頼まれたことは迅速に実行している

・望まれる水準を確認しながら仕事に着手している

という日常現場の言葉、場面に落とし込んでいるのです。

この落とし込みは、すべての項目で行っています。

 

このように、最小項目が極めて具体的に表現されていることにより、

・評価者がつけやすい

・部下も何をすればいいか分かりやすい

・よりよくなるための課題を具体的に設定しやすい

・評価の検証のとき、視点が揃えられる

というような、メリットを得ることができるのです。

詳しくは、明快のホームページをご覧ください。