価値観の相互理解で関係の質を高める

「関係の質」が高い状態というのは、一言で言うと「お互いが尊重しあえている」状態だと思います。

お互いが尊重しあえてはじめてあらゆることを前向きに捉えることができ、積極的に取り組むことができるからです。

では成功循環モデルを描くために、「関係の質」を高めたいと思いますが、どのようなことに意識をおいて進めればいいのでしょう?

価値観は違っても尊重し合える

価値観レベルでの理解、尊重が大事です。例えば、家族に大きな価値観をおいているAさんと、達成することに大きな価値観をおいているBさんが一緒に仕事をしていて、その仕事の完成が予定より遅れそうになったとします。Bさんは休日出勤も厭わないで早期に完成をめざしたいかもしれませんが、Aさんは、休日はできるだけ家族のために使いたいと思うかもしれないのです。
このとき、お互いの価値観を充分理解できていなかったとしたら、口には出さないまでも、お互いの仕事の仕方について批判的に捉えてしまうかもしれません。
それでは、関係の質は高まらないのです。

価値観の開示で相互理解

チームの中で、それぞれどんなことに価値観を置いているか話してみることは、相互理解のための大切な機会となります。私も研修で行うことがありますが、そのときも、お互いの価値観を見てより一歩相互理解が深まる場面をよくみます。

価値観を考えるためには、いろいろな切り口がありますが、以下に示す12の価値観を使って一度みなさんのチームでも確認しあってみてはどうでしょうか。

井上流、関係の質