「ゆとり世代を即戦力にする50の方法」新刊発売のお知らせ

アカラ・クリエイト 代表取締役 井上健一郎の新刊。2013年4月発売。 More »

 

自分から「やること」をつくる プラス1スケジューリング

「自分で決める」ことの重要性を前回述べましたが、「決める」というとどうしてもある案件について、自分で判断して意思決定することを言っていると思われる方が多いらしく「本人に決めさせるのは、まだまだ危険です」と言われることが多いのですが、私が述べている「自分で決める」というのは、決して判断&決定の場面のことだけではありません。

「思考の質」を高めるために「自分で決めさせる」

「関係の質」が高まり、お互いが尊重しあえるようになると、意見交換が活発になると同時に、考え方が前向きな人が増えますから、出される意見自体が建設的になることは確かですが、「関係の質」が良くなれば、「成功循環モデル」の次の段階「思考の質」「行動の質」が自動的に良くなるというほど簡単ではありません。

上司からメンバーに悩みを打ち明ける効果

職場にも、陰と陽は存在しています。クレームが多くその対処のために多くの人が疲れている、一方的に上から指示されるだけで任されている感覚を持てる人が少ない、などメンバーの気持ちがマイナスに振れることは決して少なくありません。

不安・不満・怒り・怖れを潜在意識に溜めこまない

「なんでこんなこと私がしなければいけないの?」「最近すごくムリを続けているので疲れた」「今回の案件キツイなあ」など「陰の感情」がときどきメンバーの心の中に起きますが、仕事においてはそんな個人的な感情を表にだしてはいけないと思われていますから、ひとりで悶々とし続けます。

関係の質を高める

「関係の質」を高めるために、想像以上に効果のあがる方法があります。

それは、メンバーの「陰」と向き合ってあげることです。

価値観の相互理解で関係の質を高める

「関係の質」が高い状態というのは、一言で言うと「お互いが尊重しあえている」状態だと思います。

お互いが尊重しあえてはじめてあらゆることを前向きに捉えることができ、積極的に取り組むことができるからです。

では成功循環モデルを描くために、「関係の質」を高めたいと思いますが、どのようなことに意識をおいて進めればいいのでしょう?